チ〇ポジセンサー(©K氏)おそるべし [ 関係ないと思ってたエラーがエンジンに悪さしてた件 ]

チ〇ポジセンサー(©K氏)おそるべし [ 関係ないと思ってたエラーがエンジンに悪さしてた件 ]

チ〇ポジセンサーおそるべし!
エンジンの回転がスキッとした、濁りが取れた感じ!
アイドリングからブリッピングしただけでそう感じて、クラッチつないで走り出したら、違うじゃないですか!!
こりゃ楽しい、めっちゃ嬉しいですよ。

頻発してたエラー

走行10万キロが近づくにつれてエンジンチェックランプが点くようになってたんだけど、その原因をたぐっていくと、多かったのはチ〇ポジセンサー(プント仲間のK氏が名付けた)、本来の名は(笑)ギアレバーポジションセンサーのエラー。
一時は、バッテリー電圧の低下が原因か、と思ってたけど、最近、そのエラーが頻発するようになった。しかもハンドル切ったときに「ピーッ」と出る。交差点曲がるときとか、高速の料金所入ってインターチェンジのカーブ曲がるのでハンドル切ったとき、とか。つまり、横Gがかかったときだ。で、何回かエンジン入/切りを繰り返してると、いつの間にかエラーがなかったことになってる。
それって、センサーの誤作動とか、配線が瞬断してるとかの物理的障害でしょ、という結論になった。

エラーがエンジンに悪さを

で、別件で入庫したとき工場に相談したら、納車のときになってついでに替えといた、と。えーっ、まだ頼んでないのに!って言ったら、
「エラーのせいでエンジンの調子悪くなったんで、これじゃ返せないから」って。新品センサーはすでに欠品、なので中古品を探したらあったので即手配、即交換となったわけ。「ふだん乗ってたら分かんないと思う」って福ちゃん。分かる人が乗ると、分かるのね。「自動車工場の人みたいじゃん」って言ったら、何言ってんの!と怒られた(笑)。やっぱプロは違うわ。
言われてみれば、センサー交換前のエンジンは回転が濁った感じがしてて、でもこんな感じだかな、夏だし。と思ってた。でも、その濁ったフィールは、センサー異常によるエラーが何度も出てて、それが何かしらの悪さをしてたんじゃないか、とのこと。
センサー交換後はその濁りがスッキリ取れてる。プラグにしっかり火が飛んでる感じ。なので、それでエンジンがきれいに回ってる。そのおかげで低速からしっかりトルクも出てる。ぶおん、とアクセル踏んだら、きれいに上まで回るし。パワー回復。どんどん弱ってくわしと真逆(泣)。
おまけに、クラッチのフィールも変わった。前はなんだかジャダーが出てる雰囲気で、こりゃそろそろ交換なのかな、と思ってたんだけど、それがなくなった。エンジンがきれいに回ってるので、半クラッチのとき、クラッチ板がきれいに当たるようになったのかな。

エンジンとはあんまり関係ないと思ってたのに

チ〇ポジセンサー
こうやってギアレバーを咥えてるらしい。なんだか原始的。

チ〇ポジセンサーはその名の通り(笑)、ギアレバーの位置を感知して、エンジンストップを発動したり、上り坂でヒルホールド・ブレーキをかけたりする。なので、このセンサーにエラーが出ると、こうした機能がキャンセルされる。どれもエンジンとはあんまり関係なさげな機能じゃないですか。けど、そうじゃなかったのね。

本来の案件が吹っ飛んだ

というわけで、大感動で戻ってきたうちのアバルト プント。
ホントはアラゴスタのオーバーホールと、フロント・ロワアーム交換+強化ブッシュ、エアコンガス再注入、という案件だったんだけど、突如解決したこの件で、その他の案件がすっかり吹っ飛んでしまったり。
あ、アラゴはやっぱりイイ。乗り心地が違う。ただこれはもうちょっとあれこれ乗ってからここに書きたい。

大事なことなので2度言います。
チ〇ポジセンサーおそるべし!