iPhoneアプリで、サーキット走行動画を撮ってみた。[Renault R.S.Monitor]
「最近、スマホで何でもできるけど、サーキットのラップタイムまで計れるとは!?」
のページでは、ラップタイムを計るにはどのiPhoneアプリがいいかを書いたけど、こんどはムービー編。
ホントならGoProみたいなアクションカムがあればいいんだけど、あれ買うお金があったら、クルマにつぎ込みたいしね。でも走行中の映像は欲しい。そんなとき、お金かけずに撮れる方法を試してみた。
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まず、上記ページでも取り上げた「Renault R.S.Monitor」で撮った映像。
で、これは去年、爆安価格(約6千円)で買って取り付けたドライブレコーダー(ユピテル DRY-FV13)での撮影。
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見やすさ、分かりやすさは、R,S.Monitorですね。
ドライバー目線に近いので臨場感あるし、GPS計測の速度が出て走行の目安にできるし。このアプリ、GPS測位のキャリブレーションができれば、走りながらラップタイムが計れるはず、なんだけど、一回もキャリブレーションに成功したためしがない。たぶん、コースの走行ライン上でキャリブレーションしないといけないんじゃないか、でもそんなこと危なくてできないしね。そんなわけで画面左側のタイム表示には反映されてない。これができればカンペキなんだけど。。。
それと、やっぱりルノースポール製だけあって、画面インターフェイスがカッコいい(笑)。ラップタイム計測もできるんだけど、その画面なんかバージョンアップでさらにカッコ良くなった。アナログ表示がラップタイムの目安になって計測に使いやすい。
それに、ブルートゥース脈拍計があれば、それと連携してランしながら脈拍数とかもカウントできる、らしい。使ってないけど。
問題は、アプリ開発が古いのでそろそろ使えなくなるかも、という心配。それと、暑い時期は日照の熱でiPhoneが勝手にシャットダウンしちゃうことで、5月の走行会でもダウンしてた。真夏じゃなくてもダッシュボード上は直射日光でかなり熱くなるので要注意ですね。
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ドライブレコーダー(ユピテル DRY-FV13)もいいんですけどね。取り付け位置の関係から目線が高いので、ドライビングシートからの目線では見られなかったところもチェックできる。主な用途の一般道ではこれでいいかもだけど、サーキットでは時速表示のあるR.S.Monitorの方が助かるな。
それと、レコーダーの設定にもよるけど、ムービーファイルが規定の長さでブチブチ切れちゃうのも問題。上のムービー例にもあるように、富士の最終コーナーを回ってさあこれから直線、っていうところで切れちゃった。もちろん、次のファイルに映っているんだけど。いちいちファイルを立ち上げ直すのはめんどう。
それとこのレコーダー、イグニッションと連動して起動しないときがたまにあって。この日も、ピットインしてイグニションを切ったら、それ以降の映像が撮れてなかった。
また、走行後ピットに帰ってきたらすぐにレコーダーの電源を落とさないと、機械の特性上、延々と録画し続けてその分、大事な走行映像に上書きされどんどん消されていく。この日もうっかり切り忘れて、ボンネットを開けてクーリングしている映像が延々と映ってた(泣)。
そんなわけで、サーキットで手軽に走行映像を撮るなら、R.S.Monitorがいいかなと思うのでした。
かえすがえす、ラップタイム計測できないのが残念!
※ドライブレコーダーを取り付けたときのいきさつはこちら
iPhoneをダッシュボードに固定するには、これを使ってます。
取り付け角度が2段階に変えられるので便利。サーキットの横Gでも外れないし。
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