スロットルスペーサー、その後どうよ? [ 装着35,000km走行後の状況とか感想とか ]

スロットルスペーサー、その後どうよ? [ 装着35,000km走行後の状況とか感想とか ]
装着画像
エンジンルームでちょこんと赤い

最近、↓へのアクセスがやたら多い。

というわけでスロットルスペーサー装着、よくなった![ エンジン低回転構造改革、決着 ]

ハイスパーク スポーツ イグニッションコイル、ここが良かった! [ メリットとデメリット ]

どちらもサブコンとかみたいに高くない、スロットルスペーサーは2万円でおつりが来るし、イグニッションコイルは1セット3万円台から、おこづかい貯めればイケるじゃん、って感じのナイスプライス。実際、僕もそうやって買って付けたし。

ただ、実際の効果はどうなの? ちゃんと効くの??
安かろう、悪かろう、思いすごしな感じの効果しかないんじゃないの?
とおもってググって、そしてこのブログのページに飛んでくる人が多いんじゃないか。と思いまして。

装着後の現状報告をします。
結論として、2つともVeryGood、ちゃんと働いて、効果ある。いまのところ。

まずはPart1として、スロットルスペーサーについて。
ハイスパーク スポーツ イグニッションコイルはこちらのページで。

スロットルスペーサー、その後

これは2017年9月、55,657kmで装着。
以後、4年3カ月、約35,000km走行してる。

インテークにあった段差をなくす、いわばパイプみたいなもの。
単純構造なので壊れようがない。もちろんメンテナンスフリーで、ウチの場合、付けてから表面をきれいに拭いてあげることくらいしかしてない。

以上終了。
に、してしまうのもアレなので、関連した話をちょっと。

市販車の雑なところを、、、

これを作った御大と、以前こんな話をしたことがある。

御大「市販車のパーツは何点あるか知ってる?」
私「2万点くらい、っていってますよね」
御「だからさ、純正パーツは一生懸命安く作ろうとするわけよ」
私「1点10円削ると、全体で20万円削れる」
御「そんな単純な話じゃないけどな、でもけっこう安く作ってるのよ、純正は」
私「パーツ共用にしたりも、けっこうありますよね」
御「そう、このインテークのパイプもそのひとつ、他モデルと共用してるので、インテークに段差ができちゃってる」
私「その段差があるせいで、空気の流れがスムーズにいかなくなって、、、」
御「で、シリンダーへの充填が不安定になる、特に低速域でそれが起きて、爆発にムラが出る」
私「特に低速域でパワーが上手く出なかったり、それでドライバビリティが下がったりする原因になる、っていってましたよね」
御「そう。で、俺はそういう雑なところを何とかしたいと思ったんだよ」
私「段差をなくして、スムーズに空気がシリンダーに充填されるように」
御「そう、さすがのアバルトも、そこまではいじらなかったし。そういう、メーカーがコスト重視で見過ごしてるところを補うパーツを作って、だな」
私「で、ボロ儲けする、と(笑)」

モノはアルミ削り出しなので、それなりに製造コストはかかってると思う。なのでボロ儲けできるかどうかは微妙だけど(笑)。

うまいぼうの前で
一般道を走るのが軽快になった

効果は、ある!

で、付けたときの効果は、ある!これはすぐに分かる。
低速域のトルク感が増える。燃やしているガソリン量はほぼ変わらないので、ほんのちょっとだけだけど。
それから、回転フィールが滑らかに、上質になる。

なので、加速が良くなった気になる。実際、加速感は上がってると思うけど、計ったことないから分からない。
非装着のとき、軽自動車にも劣る加速でぜんぜん使う気になれなかったノーマルモードが、「使ってもイイかな」という気になる。

ボンネット開けたとき、赤く見えるパーツがアクセントになるしね。
装着も簡単。ウチのアバルト プントはエンジンルームが広いので装着はラク。たぶん僕でもできると思う(結局頼んだけど)。
だけど500系はギッチギチなので、エンジンルームが。なのでアレ外してコレ外して、、、と装着が大変になるので注意。

問題も?

ただね。
高回転のフィールは変わらない。
2,500回転にもなると、エアの流入スピードが速くなるので、段差があってもなくても変わらなくなる。なので燃焼にも関係なくなる=パワーやフィールが変わらなくなる。

それに。
すぐに慣れる。低速域の加速感にも回転フィールにも。
この感じがデフォになってしまう。なので、ありがたみを感じることがどんどん少なくなっていく。当たり前になってしまう。
でもそれは、スロコン入れたりしたときも同じだけけどね。

※販売元ページ
TRUCCOオリジナル スロットルスペーサー